以前と比べて家族の会話が減ってしまっている・・・。
それを何とかしたくて最近ずっと悩んでいる・・・。
話のネタも無いし、どうすれば良いのか分からなくてモヤモヤしている・・・。
そんなあなたは、ちょっと立ち止まって、この記事を読んでみませんか?
家族間の会話の減少が、今のあなたにとって気になる悩みになっているなら、この記事が何かしらのお役に立てるかも知れません。
そして、もし会話の減少を食い止められれば、今より確実に幸せな家庭環境になるのは間違いないでしょう。
たとえば今のあなたが、仕事を終わらせて疲れて家に帰ってきた時、会話が全く弾まないような暗い雰囲気の家庭だったら・・・。
本来なら疲れを癒したいのに、逆に疲れが溜まってしまう・・・なんてこともあるでしょう。
自分が思い描いていた理想の家庭像と、現実とのギャップに苦しむ日々・・・。
そんな日常から逃れたいあなたに少しでも役に立てるような、家族の会話をスムーズにするコツを、私が5つ選んで用意してみました。
この5つのコツを実践することで、あなたの家族間の会話が楽しくなって、より一層の家庭円満への助けになれたら嬉しいです。
・・・それでは、早速いってみましょう!
家族の会話減少を防ぐ5つのコツをご紹介!
では、まず最初に家族との会話のコツを5つまとめて紹介しますね。
- 相手の名前を呼ぶ
- 「楽しかったこと」や「面白かったこと」を聴き出す
- 相手以外の別の家族のことを褒める
- ちょっとした頼み事をしてみる&質問をしてみる
- 沈黙した時は相手の言葉を反復する
さて・・・いかがでしょうか?
この5つのコツ全てを見ても、どれもそんなに難しいことでは無いと思います。
決して大袈裟なことをするわけでも無く、何か特別なスキルが必要なわけでもありません。
いたってシンプルで簡単なことだと思いませんか?
それでは次に、この5つのコツを1つずつ順番に見ていきましょう。
相手の名前を呼ぶ
これは、まさに基本ですね。
でも人によっては、これが意外と出来てなかったりするんですよね。
あなたは、相手に声をかける時に「おーい」とか「ちょっとー」とか、無意識に相手の名前を呼ばずに話しかけてしまったりしていませんか?
「相手の名前を呼ぶ」ということは、自分が「相手の存在を認めていますよ」という意思表示にもなるわけです。
こう言うと少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、このような「ちょっとしたこと」が知らないうちに相手への小さなストレスとなって、溜まってしまっている可能性もあります。
あなたが話しかける時に出来る限り相手の名前を呼ぶことで、相手は「あなたが自分のことをちゃんと認識してくれている」と感じることにも繋がります。
誰もが自分の名前に対しては、ある程度以上の興味と関心を持っているものですし、自分の名前を呼ばれた時に意識が向かない人なんて、ほとんど居ないでしょう。
それと同時に、相手の名前を呼ぶことは、あなたが「その相手への興味を示している証拠」だとも言えます。
これは家族では無くても言えることですが、試しにあなたが別の誰かに声をかけられた場合を想像してみましょう。
あなたが、自分の名前を呼ばれた場合と呼ばれなかった場合の両方を想像してみて、どちらの方に好印象を持つのか?を考えると分かりやすいと思います。
つまり、意識して相手の名前を呼ぶことで、呼ばない場合よりも相手の印象を良くすることが出来るのです。
まずは会話の基本として、相手の名前を呼ぶことを意識してみて下さいね。
「楽しかったこと」や「面白かったこと」を聴き出す
自然に会話が弾んで良い雰囲気になる時は、会話の内容そのものが楽しかったり面白かったりするものですよね。
これは会話の相手に左右されることでは無くて、誰にでも共通していることです。
会話をしたい相手に対して、その相手が「楽しかったこと」や「面白かったこと」あるいは「楽しみにしていること」などのポジティブで明るい話題を聴き出してみましょう。
自分のことを話そうとする前に、相手にとって楽しい話題や興味のある話題を聴き出すことで、相手が話しやすい状況になれば、自然に会話が続く場合があります。
少なくとも今のあなたが、その相手と心の底から会話を楽しみたいと思っているなら、相手が何に興味を持ち、どんなことを嬉しく感じるのか・・・?
そこに、あなた自身が興味を持てるはずです。
あなたにとって本当に大切な相手が、自ら積極的に話したくなるような話題に対して興味を持てるかどうかは、重要なポイントとなります。
「最近、何か楽しいこととか面白いことあった?」
・・・など、気軽に声をかけてみてはどうでしょうか?
もしあなたが、その内容に対して多少の予想がつくのであれば、事前に少しだけ調べたりして予備知識を持っておけば、会話の助けになるのでオススメですよ。
会話が上手な人の特長の1つは、聞き上手であることです。
これは、ある意味では話し上手であること以上に大事なことだと思いませんか?
もし自分が聞き上手な人になれたら、相手が家族に限らず、対人関係においても大いにプラスになりますね。
相手以外の別の家族のことを褒める
これは別に、あなたが無理をして思ってもいないことを言おうとか、無理に褒めようという意味ではありません。
誰もが持っているはずの長所に着目して、それを確認することで家庭内の雰囲気は良い方向に向かうはずです。
そして相手のことでは無く、別の家族を褒めるというのがポイントです。
その理由は何となくお気づきかも知れませんが、相手を直接褒めることに比べれば、不自然な感じにならずに伝えやすいからです。
さらには、別の家族の長所を褒めることで、あなた自身の家庭内での印象が良くなることにも繋がります。
本心では無いことを言ったり、自分の気持ちにウソをついて褒めたとしても、相手の心には響きません。
ですが、あなたが本当に思っていることを素直に褒めれば、自然と心に響いてくれるでしょう。
ちょっとした頼み事をしてみる&質問をしてみる
会話のキッカケ作りとして、相手の都合やタイミングなどを見計らった上で、ちょっとした頼み事や質問をしてみると良いかも知れません。
頼み事をする時に明らかに無理なお願いをしたり、ちょっとしたことでも数多く頻繁に言うと逆効果になる恐れがあるので、そこは気を付けましょう。
筆記用具や本を借りるとか、相手の近くにあるものを取ってもらうとかでも十分です。
あるいは、相手が詳しそうなことで自分が知らないことを質問してみても良いでしょう。
全然興味が無いことを質問するのでは無くて、あなたが少しでも興味が持てる内容なら、不自然にならずに済みます。
そしてここで最も大事なのは、その場で相手に必ず「ありがとう」と感謝の気持ちをすぐに伝えることです。
「ありがとう」という言葉は最強の言葉です。(少なくとも私はそう思います)
「ありがとう」とお礼を言われて不機嫌になる人は居ませんよね。
それだけでも雰囲気が良くなりますし、そもそも頼み事を聴いてもらったり、分からないことを教えてもらった時に、お礼を言うのは当然のことです。
家族だからといって、お礼の言葉を言わない理由は無いのです。
あなたがこれまでの家庭生活を振り返ってみて、もし何か思い当たることがあれば、意識して改善してみて下さいね。
沈黙した時は相手の言葉を反復する
会話が途中で続かなくなったり、返事に困って沈黙した時は、相手の言葉の中から話題のポイントになるものを反復してみましょう。
そうすることで、あなただけでなく会話の参加者全員の頭の中を、一旦整理できるメリットが生まれます。
そこから新たな話題が出るかも知れませんし、もちろんあなた自身も何かに気づく可能性があります。
ここで改めて会話全体の流れをおさらいしてみて、次の展開に向けた答えを見つけていくのも良いと思います。
相手の言葉を反復しながら、それを自分の表現に置きかえて自問自答したり、理解の確認のために相手に問い直すことで、誤解をせずに済む効果も期待できますね。
家族の会話減少を防ぐための心構えについて
ここまでは、家族の会話減少を防ぐための5つのコツについて、お話をしてきました。
家族の会話を大事にすることは、充実した家庭生活を送るためにも重要なことですよね。
ここからは、その5つのコツをさらに深く理解していく上で、会話減少の原因を探りながら、円満な家族の会話を続けていくための心構えや注意点について考えてみましょう。
改めて私自身の備忘録として活用するためにも記しておこうと思います。
あいさつは会話の基本
5つのコツの一番最初にある「相手の名前を呼ぶ」の項目でも、会話の基本という話をしましたが、あいさつをすることも同じですよね。
相手の存在を認めることも含めた最低限の礼儀として、必要なコミュニケーションなので、家族間での「おはよう」や「おやすみ」などのあいさつについて再確認してみましょう。
その言葉の様子から、相手の体調や心の調子も推し量れますので、まず自分から積極的にあいさつをすることで、会話の土台を整えることが、スムーズな会話への第一歩です。
原因を自分の内側から見いだす視点
そもそも家族の会話が減ってしまった原因は、いったい何でしょうか?
最初から会話が少なかったのか、それとも徐々に減っていってしまったのか、色々なパターンがあると思います。
「家族の会話が減った」というのも、あなた自身が感じた気づきの1つですね。
そこには必ず原因が存在しています。
原因が分からないとしたら、どこかに原因が隠れているのか、あるいは別の視点で探す必要があるかも知れません。
そして、その原因は1つではなく複数あるかも知れません。
人が原因を探る時に、よくありがちなのが「外側向きの視点から探すだけで終わる」ということです。
まずは自分自身のことを振り返って、家族の会話が減ってしまうような原因が、自分の中に無かったかどうかを冷静に考えてみましょう。
改善できそうなことが見つかったら、素直に改善に向けて行動すれば、結果となって返ってきますよ。
「会話は言葉のキャッチボール」という表現は、良く使われます。
スムーズに会話をするためには、相手が受け取りやすい言葉を相手の目線を意識して投げかけることが大事ですよね。
相手が1人の対等な人間であるという気持ちを持って、相手と同じ高さの目線に合わせる意識で会話をしましょう。
誠意を持って理解に徹する
もし現状を変えたいのであれば、まず自分の意識と行動を変える覚悟を持つのも大事になってきます。
自分の言いたい気持ちを抑えて、相手の目線で話を聴いて誠意を持って理解に徹するということです。
自分の目線から相手の目線に変えようとする気持ちを持って、相手のペースに合わせる努力をしてみましょう。
「相手が何を言ったか?」を気にする視点から「相手がどう感じたか?」を気にする視点へと、心の立ち位置を変えるということです。
相手の話を聴きながら感情移入して理解ができれば、相手からの信用も得られるでしょう。
人の心を動かすのは人柄と人格
家族間に限らずスムーズな会話をするためには、会話の中に上下関係を持ち込まないことも、とても大事です。
アドバイスありきの態度を捨て、話すよりも聴くことを重視し、相手の話を自分の場合に当てはめずに、常に誠意を持った相手目線で会話を理解することです。
人の心を動かすのは、言葉の正しさよりも「人柄・人格」です。
原因を探る時に最初に向き合うのは自分自身、相手を理解するために必要なのは、まず自分自身を理解(自己理解)することが重要です。
自己理解が深まれば、本音で会話ができるので、結果的に相手の気持ちへの理解を深めることができます。
そして家族間の相互理解が深まるにつれて、会話の活発化へと繋がっていきます。
会話のバランスを確認しよう
先ほど自己理解の話をしましたが、その自己理解を深めるために必要なことを考えてみます。
自己理解を深めるためには、やはり自分の気持ちに向き合う時間が大切になってきますね。
1人でいる時間を使って自分自身と対話することによって、自己理解を深めていきましょう。
その上で家族との会話を改めて振り返ってみて、良かった点や悪かった点を確認してみるのも良いと思います。
そこで得た学びや気づきによって、より一層の充実した家族との会話を持てるようになるでしょう。
相手から質問されたことに対して、正直に向き合えていたかどうか?
相手の話をさえぎっていなかったかどうか?
こういった数々のやり取りを思い返しながら、家族全員が楽しめるようなバランスの取れた楽しい会話を目指していくのも良いですね。
まとめ
家族の会話減少を防いで楽しく明るい家庭生活を過ごしたい・・・。
そのための会話のコツについて、そして家族間の会話減少の原因を探りながら、その後も楽しい会話が続くための心構えなどについてお話しをしてきました。
たとえば、話下手を克服するためのテクニックとかネタやキッカケ作りの方法などは、他にも色々あるかと思います。
ただ私自身が、ここまでの話を振り返ってみて一番大事だと感じたのは、やはり心構えかな?ということなんですよね。
自分の本心に素直に向き合って、思い描いた理想の家族像を追い求めることに、どこまで夢中になれるのか?ということですね。
何となく・・・では無くて心の底から願いを叶えたい!という意思を元に、家族の会話などのコミュニケーションを大事にしようという心構えは、本当に素晴らしいと思います。
それさえあれば、あなた自身が思い描く理想そのままの笑顔と楽しい会話に囲まれた、素敵な家庭生活が必ず実現できるでしょう。
ここまで記事を読んで下さったあなたにとって、希望どおりの明るい未来がありますようにと願っています。
・・・本当に、ありがとうございました。
ではでは、次の機会にて!