主に1970年代後半から80年代にかけて活躍したイギリス発のロックバンド・・・
「ザ・ポリス」 (The Police)
今回は、そんな彼らの数々の名曲の中から、私が完全なる独断と偏見で選んだランキング、題して・・・
『ザ・ポリス (The Police) 名曲ランキング TOP5 完全私的版』
をお届けいたします。(…知りたいですか?@震え声)
ザ・ポリス (The Police) の主なメンバーは次の3人です。
- スティング (Sting) リードボーカルとベース etc.
- スチュワート・コープランド (Stewart Copeland) ドラムス etc.
- アンディ・サマーズ (Andy Summers) ギター etc.
リードボーカルのスティング (Sting) は、ソロアーティストとしての活躍も有名なので、ご存じの方も多いかと思います。
そんな彼の名を一番最初に世界中に知らしめたバンドが、ザ・ポリス (The Police) というわけです。
彼らが生み出した音楽は、当時とても斬新なスタイルとして多くのファンに受け入れられ、そして今も愛され続けています。
今回私が選んだ名曲ランキングは、あくまでも個人的な好みなどの観点から作っています。
なので、見てくださる方にとっては当然ながら違和感などもあるかと思いますが、どうかその辺りはご容赦頂けると有り難いです。
それでは、どうぞ!
ザ・ポリス (The Police) 私が選んだ名曲ランキング TOP5
- Roxanne 「ロクサーヌ」(from 1st アウトランドス・ダムール)
- Every Breath You Take 「見つめていたい」(from 5th シンクロニシティ)
- Message In A Bottle 「孤独のメッセージ」(from 2nd 白いレガッタ)
- Walking On The Moon 「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」(from 2nd 白いレガッタ)
- Every Little Thing She Does Is Magic 「マジック」(from 4th ゴースト・イン・ザ・マシーン)
・・・はい。この5曲を選びました。
ですが正直言ってマダ迷っている位に今も自分で首をかしげながら、このランキングを見つめていたい・・・じゃなくてイタい(合ってる)じゃなくて見つめています。(汗)
ともかく1位から順番に私的な思いなどを綴っていきますね。
・・・とは言え私自身は特に音楽に精通しているわけでもなく、理論などもイマイチ分かっていませんので、その辺りのことは期待せずに見て頂けると有り難いです。
よろしくお願いします。
1位:Roxanne 「ロクサーヌ」
この曲は、私にとって最も記念すべき曲なんです。
・・・と言うのも、子どもの頃の私が生まれて初めて聴いた時に、全身に電流が走ったかのような衝撃を受けた曲だから。
つまり、初めて聴いた洋楽というものの中で、一番最初に好きになった曲ということです。
同時に初めて自分から好きになった音楽でもあり、洋楽に興味を持つキッカケになった曲とも言えます。
当時(確か小学生だった)の私が「スゲェ・・・なんか大人って感じでカッケェ!」という具合に一目惚れならぬ「一聴き惚れ」をしてしまった1曲ですね。
そして改めて今この曲を聴いても、当時と変わらない感動に包まれるわけで、私の感性は全く成長していないようです。(笑)
2位:Every Breath You Take 「見つめていたい」
おそらくは彼らの曲の中でも最も有名かもしれない代表曲であり、代名詞的な存在の曲ですね。
この曲を語る時に、歌詞の内容における解釈についての話が必ずと言ってもいいほど話題に上るんですよね。
単なるラヴソングじゃなくてストーカー的な心情を歌ってる・・・とか。
個人的には、その辺の受け止め方をリスナー側にゆだねる狙いも含めているように感じます。
更にはセッション中にギタリストのアンディーが何気なく思いついたらしい神リフ誕生の奇跡も重なって、誰が聴いてもハッキリと「名曲!」を確信せざるをえない神曲に仕上がったのかな?と思います。
立ち位置的にビートルズの曲で例えるなら「イエスタディ」か「レットイットビー」あたりでしょうか?
3位:Message In A Bottle 「孤独のメッセージ」
はい。やっぱりこの曲も外せません。
初期の代表曲&人気曲なわけで、曲が始まった瞬間から心を持っていかれる名曲です。
SOSメッセージをボトルの中に入れて海に浮かべて外の世界に送ったら(・・・時代を感じますね)無数の同じようなボトルに入れられた孤独のメッセージが波打ち際に漂着していた・・・
キミ1人じゃなくて皆も孤独なんだよっていう感じですかね。
邦題の付け方が秀逸だなぁと思います。
全体的にソリッドでエッジの効いた、乾いたイメージのカッコ良さが大好きな曲です。
4位:Walking On The Moon 「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」
彼らの音楽性を語るうえで、ほぼ100%の確率で言われるのが「ロック音楽にレゲエの要素を取り入れたサウンド」という話なわけなんです。
・・・で、その表現を最も分かりやすく示しているのが、この曲なんじゃないかな?と感じています。
そして楽曲そのものとタイトルとのイメージが、これほどまでバッチリ当てはまる曲・・・という点でも改めて凄い曲だなと思います。
余計な音が一切存在しないというか、音圧で押し切るカッコ良さとは真逆の、音のスキマで語る魅力とも言える、彼らだからこそ生み出せたであろう唯一無二の名曲ですね。
5位:Every Little Thing She Does Is Magic 「マジック」
原題が非常に長いタイトルなのに対して、邦題の方はこれ以上ないシンプルな落差のある曲。(笑)
それはさて置き、この曲がリリースされたのが80年代初頭という時期なので、シンセサウンドが広まり始めた頃の当時の影響も少なからずあったのでは?と思わせる曲ですね。
シンプルでトガっていた初期の音と比べても、細かい所に凝った感じに仕上がってます。
曲調もハッピーで幸せ感が溢れていて非常に聴きやすいです。
そういう意味では、あまりロックらしくないイメージというか(笑)これはコレで心地良く楽しめるので大好きな曲です。
ザ・ポリス (The Police) 名曲ランキング TOP5 番外編
- So Lonely 「ソー・ロンリー」(from 1st アウトランドス・ダムール)
- Omegaman 「オメガマン」(from 4th ゴースト・イン・ザ・マシーン)
- Next To You 「ネクスト・トゥ・ユー」(from 1st アウトランドス・ダムール)
- Reggatta de Blanc 「白いレガッタ」(from 2nd 白いレガッタ)
- Can’t Stand Losing You 「キャント・スタンド・ルージング・ユー」(from 1st アウトランドス・ダムール)
・・・はい。そして更に頼まれてもいないのに番外編ランキングも作ってしまいました。
「番外編ってどういうこと?!」って感じですね。
何でしょうね?はい。説明します。
まず一つには、とてもじゃないけど5曲には絞れなかったという単純な理由です。
そしてもう一つは、ザ・ポリス (The Police) というバンドを(昔の私では無く)今の私が感じた曲の好みに合わせて選んだベスト5・・・ということですね。
建て前と本音みたいな。(ってオイ!)すみません。ハイ。
1位:So Lonely 「ソー・ロンリー」
コレは・・・もう何というかね。
曲のタイトルからしてシンプルかつド直球なイメージが飛び込んできます。
孤独をテーマにしているという点で、前述の「孤独のメッセージ」とも共通してますね。
この曲に関して言えば、失恋の孤独さを歌っているようでもあるし、何とか落ち着いて自分自身を客観視しようとしてる・・・
だけど、それでもやっぱり寂しさを隠せない思いを繰り返し叫んでる、叫ばずには居られない・・・といった悩める胸の内を感じる曲ですね。
当時の若者の心をつかんだであろうというのも容易に想像できます。
ただ孤独というものは全世代の人類共通の、もしかしたら全ての生き物共通の悩みになり得るので、時代を超えて魅力を届けてくれている曲だと言えるのかも知れませんね。
2位:Omegaman 「オメガマン」
ザ・ポリス (The Police) の数々の名曲は、ほとんどがシングルカットで発売されていますが、何でこの曲が選ばれなかったのかと不思議に感じるほどキャッチーな曲です。
この曲に感じられる疾走感が、次のアルバム「シンクロニシティ」の表題曲となる「シンクロニシティⅠ」の世界観へと繋がってるような気がします。
この時期あたりから、バンドの顔とも言えるスティング個人の、バンド内への音楽的な主張の割合が更に増していったんじゃないかな?
・・・というのが私の何となく感じていることですが、実際は、どうだったんでしょうね?
3位:Next To You 「ネクスト・トゥ・ユー」
バンドのメンバー全員が、まだまだ若かった頃の色んな意味でトガってた空気感をそのまま詰め込んだような曲です。
完成度だとか曲の厚みとかじゃなくて、このフレッシュなエネルギーや若さ溢れるパワーを感じたいわけですよ。
まさに今この瞬間にしか存在できない魅力に圧倒されながらも元気がもらえるような曲なので、聴いているうちに愛おしささえ感じてしまいます。
光の眩しさに例えたくなるような新鮮さが印象的な1曲です。
4位:Reggatta de Blanc 「白いレガッタ」
メンバー間のセッション中に生まれたという神インスト曲ですね。
ドラムのスチュワートのハイハットさばきで魅了された方も多いんじゃないかなと思います。
演奏技術と引き出しの多さに加えて、メンバー全員がバランス良く自己主張し合ってる所も、この曲の魅力ですね。
インスト曲だからこそ、バンドとしての魅力が分かりやすく滲み出ている気がします。
ボーカルのスティングの歌声が、あまりにも個性的であるからこそ、気づきにくかった部分が前面に出されたカッコ良い曲です。
5位:Can’t Stand Losing You 「キャント・スタンド・ルージング・ユー」
初見でタイトルだけを見て、この曲の歌詞内容を即座に連想できた人は居ないんじゃないでしょうか?
一見すると恋愛ソングに思えるかも知れませんが、どうやら自殺がテーマであるとのことで放送禁止になった経験もあるという、いわく付きの曲です。
当時から斬新だった音楽性とともに、語りかけるようなスティングの歌声が、淡々とした中にも寂しさを連れて心に響いてくるようですね。
聴いていると同じような心の傷を持つ人を慰めているようにも思えてきます。
「ロクサーヌ」の持つ哀愁とも雰囲気は似ていて、聴く人に訴えかける何かを感じますね。
まとめ ザ・ポリス (The Police) 名曲ランキング TOP5(×2)
さて、ここまでザ・ポリス (The Police) 名曲ランキング TOP5と題して、2つのTOP5という形で、合計10曲に対する私的な思いなどを書かせて頂きました。
・・・いかがだったでしょうか?
ともかく最後まで目を通して頂き、本当にありがとうございます。
私自身も、ザ・ポリス (The Police) の大好きな名曲を改めてランキング形式で1つずつ振り返ってみて、新たな気づきなどもあり楽しく書くことが出来ました。
既にファンだという方も、バンド名は聞いたことがあるという方も、初耳だという方も、少しでも興味を持ってこの記事を楽しんで頂けたなら嬉しく思います。
それでは、また次の機会にて!