京都と言えば甘味処の激戦地であり、数百年もの歴史を誇る老舗もあれば新進気鋭の人気店やカジュアルなお店まで、実に様々な甘味処がひしめいています。
そんな中で一体どの店に行けば良いのか、迷ってしまうことも当然あるでしょう。
行列覚悟で有名店に行くのか、なるべく穴場を狙って行くのか、色々と考えてしまいますよね。
そこで今回は京都在住の私が本当に美味しいと思う、おすすめのスイーツが楽しめるお店や、穴場の名店などを厳選して紹介しようと思います。
どのお店も本当におすすめの美味しいお店ばかりなので、京都に来ることがあれば是非一度食べに行ってみて下さいね!
甘いものが大好きな私が、今回も自信を持っておすすめします!
・・・それでは、どうぞ!
この記事内で紹介するメニューや値段、営業時間などの情報は2022年6月時点のものです。
その後の変更や改定などの可能性がありますので、各自で改めて詳細情報をご確認の上、ご理解とご了承をお願い致します。
甘味処の激戦地である京都で特に美味しいおすすめ3店はドコ?!
それでは私の激推し甘味処3つを「穴場度数」と共に紹介します!
この穴場度数は星(☆)の数が多いほど、穴場である率が高いという意味で表しています。
(おすすめ具合や美味しさとは無関係なのでご注意下さい!)
店名 | 穴場度数(知る人ぞ知る度合い) |
粟餅処 澤屋 | ☆(かなり有名店) |
京とうふ藤野本店/TOFU CAFE FUJINO | ☆☆☆(そこそこ有名店) |
京町屋茶房 宗禅カフェ | ☆☆☆☆☆(穴場の名店) |
・・・はい、ズバリ!こんな感じですね。
つまり後の紹介になればなるほど、穴場になっていくということです!
それでは各店舗の「推しの一品」と美味しさの理由を、順番に見ていきますね!
「粟餅処 澤屋」(あわもちどころ さわや)はド直球勝負の老舗名店!
まず一発目は「粟餅処 澤屋」さんです。
扱っている品物は粟餅のみ!という実にシンプルなカッコ良いお店ですね。
この潔さは、何と言っても創業1682年!の江戸時代から続くという職人技だからこそ成り立つのでしょう!
昔ながらの老舗の味は数百年以上もの長い間、愛され続けて今に至るんですね!
店内メニューは3個入りと5個入りの二種類のみです。
(後は、お抹茶をプラスするかどうか)
粟餅自体は、こし餡ときな粉の二種類のお味ですね。
まさしく「ザ・京都の和菓子!」といった印象です。
見た目にも可愛らしく、一口ほおばると程よい弾力の柔らかさと少しプチプチした食感、ほのかに甘く優しい餡子ときな粉の味と香りが口中に広がる至福の味わいが楽しめます。
・・・最高のお茶請けと言えますね!
和風そのものという店内の雰囲気も嬉しいです。
もちろんテイクアウトも可能で、こし餡餅ときな粉餅の個数の割合なども相談に応じて頂けるらしいですよ!
「粟餅処 澤屋」の店舗情報
電話番号 | 075-461-4517 |
住所 | 京都府京都市上京区紙屋川町838-7 |
営業時間 | 09:00~17:00 |
定休日 | 木曜日 |
特徴 | 江戸時代創業の伝統的な甘味処 |
京とうふ藤野本店/TOFU CAFE FUJINOは豆乳パフェが組み合わせ自由!
続いてのご紹介は「京とうふ藤野本店/TOFU CAFE FUJINO」さんです。
このお店での私のイチ推しは、ズバリ「豆乳パフェ」です!
大人気の「マイ豆乳パフェ」というメニューでは
- 底の土台になるスイーツ
- メインの豆乳ソフトクリーム
- トッピングのソース
- 更なる白玉などのトッピング
以上の材料をそれぞれ数種類の中から自由に選んで、自分好みのオリジナル豆乳パフェが出来ちゃうんですよ!
自分の大好きな材料だけを選んで食べられるなんて、メチャクチャ嬉しすぎますね!
そして「悩んで迷って材料が選べない!」という方には、2種類の生麩と餡子と黒蜜きな粉などが入った「うふふ豆乳パフェ」がおすすめです!
こちらの写真は「うふふ豆乳パフェ」と黒豆コーヒーのセット。
もちろん同じく大人気のメニューで、2種類の違う味の生麩はヒンヤリモチモチ!で餡子や豆乳ソフトクリームとの相性も抜群の、思わず笑みがこぼれるスイーツですよ!
そしてこの藤野さんは先ほど紹介した、あわ餅の有名店「澤屋」さんのスグ近くにあるので、そのまま歩いて行けちゃうという素晴らしさ!(笑)
北野天満宮へのお参り時の休憩処については、コレでもうバッチリですね!
「京とうふ藤野本店/TOFU CAFE FUJINO」のホームページ
「京とうふ藤野本店/TOFU CAFE FUJINO」の店舗情報
電話番号 | 075-463-1028 |
住所 | 京都府京都市上京区今小路通御前通西入紙屋川町843-7 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 月曜日(祝日&25日の場合は翌火曜日) |
特徴 | 国産大豆使用の豆腐とスイーツのお店 |
「京町屋茶房 宗禅(そうぜん)カフェ」のオリジナル!「凍りわらび餅」
そして3つめに紹介するのは「京町屋茶房 宗禅カフェ」さんです。
知る人ぞ知る名店と言えるココのイチ推しは、完全オリジナルの傑作スイーツ「凍りわらび餅」でキマリです!
残念ながら今回の取材時(2022年6月)には、今月いっぱいはカフェ営業を休止されているとの事で、併設する物販コーナーにてお土産に「凍りわらび餅」を購入しました!
この「凍りわらび餅」は、ひんやり冷たい新食感のお餅を作りたいという想いから生まれた、独自の涼菓子なのだそうです。
単に冷蔵庫で冷やすだけでは白く固くなってしまう「わらび餅」を、何度も研究を重ねた末に、餅の食感を生かして凍らせる事に成功。
そしてようやく新食感の「凍りわらび餅」が完成したとの事です!
時間によって変化する「シャリシャリ」から「もっちりシャッキリ」そして「モチモチ」という3種類の食感が楽しめる「凍りわらび餅」は、他では味わえない美味しさですよ!
その他にも店内では、いかにも京都らしいパッケージの京あられのセットや「串わらび」と呼ばれる、お団子のような可愛らしいわらび餅などが購入可能です!
「京町屋茶房 宗禅カフェ」の詳細情報
電話番号 | 075-417-6670 |
住所 | 京都府京都市上京区寺之内通浄福寺東角中猪熊町310-2 |
営業時間 | 茶房11:30~17:00(2022年6月休業中)
物販10:00~18:00 |
定休日 | 茶房 月~金曜日
物販 月&火曜日(祝日以外) |
特徴 | 併設物販コーナーあり(水~日曜営業中) |
もっとカジュアルな京都の美味しい甘味処でおすすめの穴場3つはココ!
ここまで私のおすすめ甘味処3店を紹介してきましたが、ここからは少し趣向を変えて、もっとカジュアルに食べ歩きたい方にピッタリなお店を更に3店紹介しますね。
当然ながら3店全てテイクアウト可能(むしろテイクアウトがメイン)なので、ご安心ください!
「古都香」のみたらし団子は1本からテイクアウトOK!
食べ歩きにおすすめのお店、まずは出町柳にある古都香(ことか)さんです。
出来たてのアツアツみたらし団子が、とっても美味しいです!
テイクアウト以外にも店内限定のメニューがあります。
こちらは王道の「みたらし団子」と「京きなこのお団子」に「水出し煎茶」のセット。
(今回は写真で分かりやすくお伝えする為に店内で頂きました)
お団子から出来たての湯気が立ちのぼっています。
表面のおこげ部分が更に香ばしく、醤油の効いた甘いタレを団子にからめて食べると、疲れも癒されますね!
京きなこのお団子にも表面に軽くタレがかかってるので、タレときなこのハーモニーが絶妙な美味しさを味わうことができますよ!
「古都香」の詳細情報
電話番号 | 075-712-1939 |
住所 | 京都府京都市左京区田中下柳町17 |
営業時間 | 10:30~17:30(売り切れ次第閉店) |
定休日 | 火曜日・水曜日(定休以外の休業も有り) |
特徴 | 厳選された近江米使用&秘伝のタレ |
「友和堂」は厳選食材で毎日店内手づくりのジェラート専門店!
続いては下賀茂神社の西参道入り口近くにあるジェラート専門店「友和堂」さんです。
季節のフルーツや海外から取り寄せた厳選食材を使った手づくりジェラートで、一気にリフレッシュできますよ!
こちらは「シチリアピスタチオ」と「ミントレモン(季節限定)」を組み合わせたジェラート。
濃厚なピスタチオとサッパリ爽やかなミントレモンで気分爽快です!
その日によって違う、他の様々なフレーバーが楽しめるのも魅力的ですね!
下賀茂神社の参拝時にジェラートでちょっと一息は、いかがでしょうか?
「友和堂」の詳細情報
電話番号 | 075-708-6810 |
住所 | 京都府京都市左京区下鴨西林町1-1 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 水曜日 |
特徴 | 厳選食材使用で毎日店内手づくりのジェラート専門店 |
「ロンドンヤ」のロンドン焼きは一口サイズで食べだしたら止まらない!
最後にご紹介するのは、かすてら饅頭ロンドン焼きのお店「ロンドンヤ」さんです。
一口サイズの可愛いロンドン焼きは、とっても食べやすくて美味しいので、あっと言う間に食べちゃいますよ!(笑)
そしてなんと店頭では1個からでも買えるとのことなので、気軽に食べ歩くにも丁度いいかもしれません。
(私なら1個じゃ足りませんけどね!)
詰め合わせセットも充実しているので、お土産にも便利ですよね。
戦後まもなくの時代からの創業だそうで、白こし餡を使用したほんのり甘い、どこか懐かしさを感じるクセになる味です。
昔ながらの素朴なお菓子が大好きなら、きっとハマっちゃいますね!(笑)
「ロンドンヤ」の詳細情報
電話番号 | 075-221-3248 |
住所 | 京都府京都市中京区新京極四条上ル中之町565 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 年中無休 |
特徴 | 店頭で作られる工程が見られる |
まとめ
「京都の甘味処おすすめ3店」ということで、穴場も含めた美味しいお店を私なりに選んで
紹介してみましたが、いかがでしたか?
ともかく最後までお付き合い頂き、ありがとうございます!
前半は落ち着いてゆっくり休みながら楽しめる甘味処を中心に、後半はカジュアルに食べ歩きを楽しめるお店を中心に、それぞれの良さと魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
京都には他にも魅力的なお店が沢山あります。
和風のイメージは根強くありつつも、新たな魅力あふれる美味しいお店や、知る人ぞ知るおすすめの穴場のような素敵な所も今後ますます増えていくと思います。
そのような新しい出会いにも期待しつつ、また皆さんと情報を共有できたら素敵ですね!
・・・それでは、次の機会にて!