様々な顔を持つ都市・・・ここ京都もラーメンを愛する人は多くて、京都を発祥の地とする有名なラーメン屋さんを始め、今も様々なお店がしのぎを削っていますよね。
穴場でおすすめの美味い店はドコか?!これに対する答えも、恐らくコレが唯一の解答だと言えるものは無いのかもしれません。
なぜなら人にはそれぞれの個人的な味の好みもあるわけですし、最初からコレが好きだ!と明確な基準がある場合は、なおさら他人のおすすめが当てはまる率は下がるでしょう。
例えそうだとしてもラーメンに対して最初から色眼鏡で見ることなく、自分自身が「美味い!」と感じたものに出会えたなら、紹介したくなるのも人の性ですよね?!(笑)
今回の記事では私自身が自分の感覚にウソをつく事なく、間違いなく美味い!と思ったラーメンの中で、穴場だと感じたお店を素直に紹介していきたいと思います!
筆者である私自身はラーメンの大まかな味の種類・・・醤油やとんこつ、味噌や塩などなど何となく好みの偏りはあるかもですが、それほど激しいコダワリは無いと思っています。
なので、なるべく私自身の中で味の種類に対する偏見を(僅かでも)とっぱらうつもりで、今回は京都で食べられるラーメンを紹介させて頂きますね。
この記事を読んでくれたアナタに、少しでも興味を持って頂けたら光栄です!
・・・それでは、どうぞ!
この記事内で紹介するメニューや値段、営業時間などの情報は2022年7月時点のものです。
その後の変更や改定などの可能性がありますので、各自で改めて詳細情報をご確認の上、ご理解とご了承をお願い致します。
京都で食べられる穴場のラーメン店3つは絶対ココ!
それでは早速ですが、私自身が美味しくて穴場だと思った京都のおすすめラーメン店を3つご紹介しますね!
☆私が思う京都で穴場の美味しいおすすめラーメン店3つは絶対ココ!☆
・・・では、順番に振り返っていきますね!
「ラーメン 霽レ空/HARESORA」澄み渡る透明感のある味!
JR二条駅からは真西にあたる位置の、御池通り沿い北側にあるラーメン店です。
駅からは徒歩で約5分かかるかどうか?って感じですね。
お店の入り口を入ってスグの所にある食券を買うシステムです。
店内は木目調で明るい印象ですね。
こぢんまりしていてスッキリ&さっぱりしています。
今回は夏場の暑い日だったことと、この時期に合わせた夏季限定メニューが魅力的だったこともあり、迷いなく「冷製塩いりこそば」に味玉トッピングで注文しました!
本来のメニューは、こんな感じですね。
名物の「牡蠣そば」は、メニューを見ているだけでも美味さが伝わってくるようですね。(笑)
ラーメンに限らず、料理って結局は出汁が決め手なんじゃないかな?とは何となく感じています。
・・・ついに来ましたよ!
見てくださいよ!この透明感のあるスープ!!爽やかな香りを伝えられないのが残念です・・・!
「冷製塩いりこそば(味玉トッピング)」なので当然ながら冷たいスープなわけですが、ナゼかついついクセで「・・・ふー!ふー!」してしまうベタな失態を犯しました!(笑)
・・・それはサテおき、実食します。
スープを頂いた瞬間「シャキーン!」とまあ、目から星が飛び出ましたね。
冷製スープにも関わらず、香りが際立っています。
無言で何度もスープだけをレンゲでリピートしまくりました!(笑)
・・・これはウマイ!
・・・トッピングした味玉をお箸で割ります。(見事な半熟です!)
そしてパクリと頂いて、またもや感動!!
この冷製の塩ベースのスープにもバッチリの、旨味のハーモニーがあふれ出しましたよ!
・・・めちゃくちゃ美味しい!!
キュッと引き締まってシッカリしたコシのある麺も素晴らしく美味いです・・・!
さすがに京都の地で生き残るだけのことは、ありますね!って感じです。(笑)
しっかり最後まで感謝して頂きました!
まさしく快晴の青空の下で頂くのが抜群に似合うような、食べた直後に背筋がシャキーン!と伸びるような晴れやかな気分になるラーメンでした。
・・・ごちそうさまでした!
ラーメン霽レ空/HARESORAの詳細情報
店名 | ラーメン霽レ空/HARESORA |
電話番号 | (非公開) |
住所 | 京都府京都市中京区西ノ京永本町23−20 |
営業時間(要確認) | 11:30〜15:00/18:00〜21:00LO
日祝は昼のみ |
定休日(要確認) | 月曜定休(祝日の場合は翌日) |
特徴など | 晴れやかで奥深い美味さ |
「九州ラーメン 博多っ子」本物の本場の味を京都で味わう!
京都で本格的な博多ラーメンが味わえると評判のお店ですね。
京都下鴨の「一本松」という地名と、その市バスの停留所のスグ側にあって、すっかり馴染んでいますよ。
京都の繁華街近くにも九州ラーメンのお店は有るんですが、穴場というのであれば断然コッチだと思います!
どれも美味しそうなメニューが並んでいますね!
このお店は材料となる麺も本場の福岡から取り寄せられている、正真正銘の博多ラーメンなので安心です。
一番人気は「トロうまラーメン」で、焼き飯のセットにするお客さんが多い印象ですね。
またこの組み合わせが鬼のように美味いんですよ!(笑)
しかし今日は「平日限定10食」の神々しい文字が光る「とろりトロうま」と焼き飯の禁断のセットを注文してしまいました!(笑)
トロうまの進化形とのことで、まあトロットロな感じですね。
平日限定のハードルは結構高いんじゃないでしょうか?(人にもよりますけどね)
・・・そして出来上がりです!
真ん中には九条ネギがタップリ添えられていて、ここに京都らしさを少し垣間見ることが出来ますね!
紅ショウガと高菜を加えて、すり胡麻をトッピングしてみました。
こうすると、より一層博多ラーメン感がUPしますね!(笑)
・・・そしていよいよ実食です!
スープを頂くと・・・あああ~っ!!っと心の中で叫びます。(本当にトロットロ!!)
まさしく・・・とろける美味さ!!
いやしかし・・・それにしても危険な味ですよコレは?!
「濃厚」という言葉の壁をすり抜けていく口当たりの良さに本気でビビりました。
濃厚なハズなのに・・・なぜこんなにスルスルと飲めてしまうのか・・・謎すぎる「とろりトロうまスープ」の意味不明の美味さです!!
細麺が特徴の博多ラーメンですが、このスープには普通麺が合うというお店のスタッフさんの助言どおりに普通麺でオーダーしたんですが、それも結構細めだなと感じました。
基準が既に細めなのかも?と思いながら、このスープにバッチリ合う最高の麺だという感想ですね!
時々焼き飯を間に頂きつつ(これも美味い!)高菜や紅ショウガのアクセントも一緒に楽しみつつ・・・
・・・もちろん納得の完食ですよ!!
いやぁ・・・久しぶりにガツンとクる美味さを堪能できました!
お会計の時に、麺の具合やスープの温度など大丈夫でしたか?というお声がけを頂いたのも、素敵な心配りとサービス精神を感じましたね。
・・・改めて本当に素晴らしいお店だと思います!
九州ラーメン 博多っ子の詳細情報
店名 | 九州ラーメン 博多っ子 |
電話番号 | 075-722-2654 |
住所 | 京都府京都市左京区下鴨松ノ木町2−19 |
営業時間(要確認) | 11時30分〜14時 18時〜22時(21時30分ラストオーダー) 売り切れ次第終了 |
定休日(要確認) | 月曜、第1火曜 |
特徴など | 本格博多ラーメンに京都らしさをプラス |
「香来 壬生本店」懐かしさを個性で包み込んだ味!
阪急の四条大宮駅から徒歩約5~6分ぐらい、京都市営バス「みぶ操車場前」から歩いてスグの所にあります。
いたってシンプルな「ザ・ラーメン屋さん」という印象の、言ってみればド直球なお店かもですね。
ちょっとレトロな雰囲気を醸し出す店内の様子です。
ちいさなお子さん連れの方々にも対応した椅子も設置されていますね。
アットホームな安心感を感じます。
メニューは結構な品揃えですね!
シンプルなラーメン(背油チャッチャ系だと思います)の他に台湾ラーメンや、白と黒の醤油ラーメンにつけ麺、サイドメニューまでかなりの充実ぶりです!
そんな中で私の目を引いた「特製トロ肉チャーシューメン」と売り切れ御免の文字が・・・(笑)
今まで気づいてませんでしたが、どうやら私は「トロなんとか」に弱いみたいですね!(笑)
早速注文してしばらく待ちます。
店内は誰が見るとも無く点けられたテレビが延々と、BGMがわりに何かのホームドラマを流していて、そんな雰囲気にも少し微笑ましいものを感じるワケです・・・。
・・・はい!ご到着でございます!
特製のトロ肉とは一体いかなるモノなのか?という問いの答えを確認しますと、極薄のチャーシューが幾重にも折り重なった、言わばミルフィーユチャーシュートロ肉!ですかね!
これは他ではナカナカ見ることも味わうこともない独特のチャーシューだと思います。
麺は通常のストレートな感じで、あとは京都の定番九条ネギとメンマなど、スープにはチャッチャされた背油と思われるものがクルクルとレンゲの上を踊っていますよ!(笑)
そして実食です・・・。
スープは、やっぱりコレか!という懐かしさと安心感のあるラーメンの原点みたいな味だと思います。
この味は変わっちゃいけない!と思わせる感じがします。
・・・麺とトロ肉チャーシューを夢中で味わいます。
何層にもなったトロ肉が、文字通り口の中でトロトロにとろけると同時に、思わず私もトロトロになって目を閉じて味わい尽くすのです。
麺とスープとトロ肉たちが一気に口中に絡まって・・・
はぁあ・・・なんじゃコリャ・・・うんめぇべな・・・(よく分からない田舎の人キャラになる)
・・・というわけで、このように美味しく頂きました。
他のメニューも充実していますし、是非また食べてみたいですね!
香来 壬生本店の詳細情報
店名 | 香来 壬生本店 |
電話番号 | 075-822-6378 |
住所 | 京都府京都市中京区壬生馬場町35−5 |
営業時間(要確認) | 11:00~翌3:00 |
定休日(要確認) | 水曜定休 |
特徴など | 懐かしさと個性を感じる安心感のあるお店 |
どうしても推したい!京都の美味いおすすめラーメン番外編!
ここまで京都の美味い穴場のおすすめラーメン店を3つ紹介してきましたが、私個人としてココでどうしても外したくないお店があるんですよね!
3つで綺麗にまとめられたら良かったんですが、これが中々に悩ましい所なんです・・・。
なので、もう少しだけお付き合い下さると大変嬉しいです。
・・・よろしくお願いします!
「山下醤造」家系って何?!の答えを求めた結果!
JR二条駅の近くにある「家系」とのドでかい表示が印象的なラーメン屋さんです。
入り口付近にある食券を購入するシステムのお店ですね。
そもそもこの「家系」って何ぞや?!という方のために軽く説明しますと・・・
元々は「横浜家系」をさらに略したもので、「吉村家」というお店が発端となったラーメンの味だということです。
「東京の醤油ラーメンと博多のとんこつラーメンを足したら美味い味になるんじゃないか?」との発想で生まれた「醤油とんこつ味」から始まっているそうです。
吉村家を始めとして「○○家」という屋号のラーメン屋さんが多かったから、「家系」として広まった・・・という感じみたいですね。
定番の「山醤ラーメン」を選んだのですが、食券販売機のデコレーションによる圧が凄かったですね!
「・・・同時に白メシを喰えぃ!!」
「山醤ラーメンは白メシと共に味わってこそ完成するのぢゃあぁ!!」
・・・という感じの圧です。(笑)
・・・で、結局負けました。(笑)
席に着くと「麺の固さ」と「スープの濃さ」を3段階で尋ねられるので、それに答えます。
麺は固め&スープの濃さは普通で注文しましたよ。
まずはラーメンのご到着です。
おそらくこの「山下醤造」さんの辞書には「透明感」という言葉は載っていないと思われます・・・(笑)
・・・改めて凄いスープだ・・・。
・・・さらに白メシのご到着であります。
このラーメンだけでも罪深さがハンパないというのに、白メシに加えて謎の甘辛ゴマダレが添えられてきております。
間髪入れずにスタッフさんの一言が・・・
「このタレをご飯にかけてお召し上がりください。」
・・・そうです。
もう、なんという圧倒的な攻めの姿勢なんでしょうか?(笑)
白メシへの最後のヒト手間によって、圧倒的なまでにナビゲートされた禁断中の禁断スタイルですよコレは・・・?!
・・・さあ、覚悟を決めての実食です!
スープを一口頂きます。
「・・・ぐあぁあ!」
家系って、こういうこと・・・だったのか・・・。
醤油でガツン!とんこつガツン!・・・そして、合わせたコレはギャツン!!
その通り・・・これは足し算じゃなくて掛け算ですよ!!!
さらに迫力のある太麺から追い打ちのガツン!を喰らわされるワケですね。
そして謎の甘辛ゴマダレのおかげで、白メシが牙をむいて襲い掛かってきます!
ラーメンに添えられた板海苔でゴマダレ白メシを巻いて応戦する私は、結果的に口の中でドンピシャのタイミングでカウンターパンチを喰らってダウンするのです。
「ななな・・・なんじゃこりゃあぁ!!」
・・・はい、完全に燃え尽きました。
改めて家系って凄いんですね。
例えるなら「うま味の暴力」ですかね?!(笑)
・・・ごちそうさまでした!
山下醤造の詳細情報
店名 | 山下醤造 |
電話番号 | 075-822-0505 |
住所 | 京都府京都市中京区西ノ京職司町19 |
営業時間(要確認) | 11:30-14:30(14:15LO) 18:00-22:30(22:00LO) |
定休日(要確認) | SNS等で随時お知らせあり |
特徴など | 家系ラーメンを京都の好アクセス地で味わえる |
「嘉晴」と「豆禅」どちらも穴場で間違いなく美味い!
私の過去記事の紹介になってしまうんですが、「嘉晴」さんと「豆禅」さんのラーメンも是非とも紹介したいので、それぞれについて触れている記事リンクを貼っておきますね。
両店ともに個性抜群のオンリーワンな名店ですので、改めてよろしくお願いします!
まとめ
ここまで京都で穴場の美味いおすすめラーメン店3つ(プラスアルファ)を私なりに厳選して紹介させて頂きました。
私が個人的に選んでいることに加えて、紹介したラーメン店の数そのものが少ないことや、誰もが知るような超有名店を除外していることなど諸々で至らなかったとは思います。
・・・にも関わらず、ここまで読んで下さったアナタには本当に感謝しております。
正直な感想としては、様々な人が訪れる京都において一定期間以上の実績を持つお店ならば、そのこと自体が美味いラーメンである証明になっているのでは?と思います。
その中でも今回私がおすすめさせて頂いたラーメン店は、全て相当な穴場感があるお店ばかりではないかと思っています。
なので京都もしくはその近くに立ち寄った時には、是非アナタの目と舌と鼻とで確かめて頂ければ、私も大変嬉しいです!
改めて、最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
また次の記事も、よろしくお願いします!
・・・それでは、また!!